石英ガラスまたはUVガラス管を用いた重水素ランプ

安定性に優れた長寿命・高強度の重水素ランプ

最新の材料とプロセス技術を用いたノーブルライトの新しい重水素ランプは、2,000時間以上の使用寿命と、全寿命にわたる比類のない出力安定性と強度を兼ね備えています。

これは、類似するランプとは一線を画し、ハイエンド(U)HPLC装置やUV-Vis分光光度計に理想的な選択肢となっています。

概要

製品情報

  • 「エンハンスト・ライフタイム・パフォーマンス(ELP、長寿命化)」テクノロジー
    ノーブルライトの この技術は、高透過率の合成石英エンベロープを使用したもので、寿命が尽きても標準的なD2ランプと比較して2倍の残存光度を維持します。特許取得済みのELPコーティングは、VUV放射や反応性プラズマ成分による劣化から発光部を保護します。
  • すべてのランプにシースルー仕様が可能
    シースルーランプは、タングステンハロゲンランプと重水素ランプを光学系に直線的に配置したものです。UV-Vis分光光度計の簡素化とコスト削減は、例えば可動ミラーや半透過型ビームスプリッタをなくすことで達成できます。シースルーランプにおいても、非常に優れた高い安定性があり、多様なヒーター電圧とアパーチャーサイズで利用可能です。
  • 様々な波長域に対応
    重水素ランプには、UVガラス管(波長185nm)と高透過石英ガラス管(波長160nm)の2種類があり、用途や装置設計に応じて最大限の性能を発揮します。

タイプ

重水素ランプ専用電源装置

ノーブルライトは、ホロカソードランプやPIDランプなどに、様々な専用電源を提供しています。電源の電気的特性はランプの動作に大きく影響するため、電源は各ランプの特定の要件に合わせて調整され、常に最高の性能を実現します。インテリジェントな点火エレクトロニクスは、信頼性が高くランプを節約できる点火に加えて、ランプの長寿命を保証します。ランプ電流の残留リップルは、照明の安定性に影響します。ノーブルライトの電源は、非常に低ノイズな動作が特徴です。

 カタログダウンロード:重水素ランプ専用電源(英語)

特長

  • 寿命期間中の強度を維持するため、装置の再校正の頻度が低減
  • より良いS/N比
  • サンプリング時間の短縮
  • より高いスループット
  • 最高精度の分析結果
  • 最高の価格性能比と最低の所有コスト

用途

  • 高圧液体クロマトグラフィー (HPLC)
  • UV-Vis 分光測定
  • 原子吸光分析 (AAS)
  • フィルム厚さ計測
  • 薄層クロマトグラフィー (TLC)
  • Laboratory light sources
  • 蛍光分光測定
  • 公害モニタリング
  • 半導体検査
  • 半導体ウェハーなどの帯電除去
  • フラッシュクロマトグラフィー

テクニカルデータ

その他情報